京都 和文化の旅 その2




▽ 2日目:嵐山探索
 何度となく訪れている京都ですが、嵐山は初めてなのです! なんせ、中学の修学旅行では、他のクラスが映画村だ嵐山だと向かう中、うちのクラスだけは”仏像廻りツアー”。今思えば、それはそれで面白かったと思いますが。でも、謎すぎる……。
 この日は着物で嵐山を歩く! がテーマです♪
 この日嵐山の駅から真っ先に向かったのは、着物の染め処。渡月橋から程近いところにある、久利匠さんで着物をお借りしました。Webで1日レンタルを探して、値段&質共に良さそう! で選んだのです。大手と違って種類は少ないものの、持って行くものは足袋ぐらいで、着心地は抜群♪ 着付けも巧く、半日歩き回っても着崩れませんでした。自分でやるとこうはいかないものです。精進せねば…。


▽ トロッコ電車
 着物に着替えたら、まずはJRで亀岡へ。そこからトロッコ電車に乗って嵐山まで戻るルートです。本当は保津川下りもやってみたかったのですが、着物では無理だろうということで、断念。面白そうなのに……でも、ジェットコースターが苦手なRyanでも乗れるのかは微妙なところかも?
 トロッコ電車の終着点、亀岡。ホームは3階に当たる部分にあります。前もって予約しておいた電車が入ってくるということでホーム向かうと、そこには狸がお出迎えしてくれました(笑)。
 側の看板にはこう書いてあります。
『「たぬき」は古来より「他を抜く」と云う縁起があり商売繁盛を願って店先に飾られてきました。遠来のお客様に古来からの縁起と最高のもてなしを提供することを祈念し、「たぬき」を大切にしています。』
 ……これは、「他を抜いて」サービスするから、「他を抜く」ほど繁盛してくれ、という意味(笑)? 双方の利益になるなら、まぁいいか。
 ホームに滑り込んできた電車はまだ新しい車両。古臭いものを想像していた身としては、少しがっかり。それでも中は木質の椅子で統一され、十分時代を感じさせる造りではありましたが。出発の汽笛が鳴り、いざ嵯峨野へ。


▽ 非日常の世界
 
トロッコ列車を降りて、向かうは常寂光寺。駅を出てまっすぐあること15分くらい。途中不安になるくらい何もない(笑)ところをひたすら歩くと、門が現れます。歴史を感じさせる門を潜ると、そこには緑の映えた境内が。夏の名残だね〜といいながら境内を歩き、縁側で一休み。石の階段は着物の歩幅に合わないのです。
 続いて向かうは駅の向こう側、嵐山で連想をされやすい竹林。
 のんび〜り歩いていると、人力車に乗ったなんちゃって舞妓さんと遭遇。Ryanの体験したお店とまったく違う着物の柄に思わずじっくり眺めてしまいました。側を歩く観光客の人が引き止めては写真撮影。それにしても人力車のお兄さんは写真の撮られ方をよく知ってますな…。
 自然の作った木陰をのんびりと歩いた出口にあるのは、野宮神社。源氏物語に登場するこちらは、多くの神様がそれぞれの社にが祭られています。苔生すお庭も目の保養になります。ちなみに取り扱う御守はやはり縁結びが中心。こちらの御守を目当てに訪れる人も多いのだとか。
 だがしかーし。
 Ryanの目当ては御守ではないのです。目当ては「お亀石」。お願い事を唱えながら撫でると一年以内に叶うとされています。
 その結果? ……秘密です(笑)。
 一通り周って、甘味処で一服して(旅行に行くとお昼は適当なことが多いのです)、着物を返して。次に向かうは鈴虫寺! 一年中鳴く鈴虫と、草鞋を履いたお地蔵様で有名なところです。草鞋を履いているから、願いを叶えてあげようと思った人のところまで出向いてくださるのだそうです。
 電車経路ではないため、嵐山からバスで向かうと、そこには長蛇の列……う〜ん、噂どおり。すごいと○時間も待たされるらしいです。平日に行ったおかげか、1時間も待つことなく境内へ。そこでこちらの由来、鈴虫のこと、お地蔵様のこと、お話を30分ほど頂戴します。
 「色々なお寺さん、社さんをお参りするからには、お目当て(参拝・御守)だけでなく、お庭なども周られた方がきちんと神(仏)様にお願いも届くと思われます」
 そうお話され、そうだろうな〜と納得した次の瞬間、御守などのの即売会が開催されました(笑)! そりゃ多くの観光客は来るし、次の回を待って列に並ぶ人たちがいるのもわかるけど、それはないでしょ!? 
 情緒な〜いと思いつつ、しっかり御守をいただき、お庭を人に流されながら門へ。実はお地蔵様、門の外に立たれています。そこで教えていただいたとおりにお願いをしました。お地蔵様、叶えてくださ〜い。
 ……写真撮り忘れたことに書いていて気づくなんて、アホ過ぎますね。
 ちなみにこの鈴虫寺の側に「かぐや姫 竹御殿」なるものがあるのです。
 こちらの持ち主さんが竹細工を工夫しながら長い年月をかけて作り上げた竹御殿。不定期休なので、どうかな〜と思ったら開いてました。中には竹細工の展示された場所と、かぐや姫をイメージして作られたお人形さんが祭られた二重の塔があります。
 その側の道が鈴虫寺に繋がっているのですが、そこを通る人の声が気にならないほどの静けさを保った空間が気持ちいい。ちょっとした場所だね、と話しながら中心部へ向かいます。
 この夜はこの年最後の川床を味わおう! ということで、鴨川へ。三月ほどずれて京都に訪れていた友人ご推薦の鳥鍋&雑炊の専門店でご飯を食べました。
 いや〜女2人で浮いてること浮いてること(笑)。会社の暑気払いや接待で使うようなお店でした。お味は最高、お酒も美味しいv 一緒に行った子が飲めれば言うことなし…残念。



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