京都 和文化の旅 その3




▽ 3日目:遠出するべし

 前日は朝からどたばたしたため、朝食も1日目の夜に購入していたパン等で済ませてました。しかーし、一日くらいちゃんと食べたい! ということで、やってきました、イノダコーヒーさん。こちらは旅人知る人ぞ知る? お店。京都在住の方なら有名のようです。朝食コーヒー付で1000円前後。そしてコーヒー屋でコーヒー以外を頼むお決まりのパターン…。いやいや、飲むにも限度ってものがあるんですよ(笑)。

 さて、腹ごしらえを終えて向かったのは京都中心から外れた貴船。とことこと電車に揺られたRyanたち一行を待ち受けていたのは駅前の涼しげな光景と、こちらの看板。落石注意という看板はたま〜に見かけますが、ここまでしっかりと注意を促す看板は初めて見ました! 駅降りてすぐの場所なのに、落石危険って……。
 まだ命を落としたくないので、この看板に従いながらバス停へ。そこから揺られて貴船神社へと向かいます。
「お〜バスの窓に木の枝が当たってるよ〜」といいながら着いた場所は、大きな石でできた鳥居と、有名な赤い灯篭の並ぶ階段。確か鎌倉にも似たようなのがあったはず……と思いながらも、この階段上るのね、と同行者と苦笑い。同じバスで来たおばちゃんたちも溜め息をついてました。そりゃそうだろうなぁ。
 さて、階段を上ると本殿があります。こちらの貴船さんは絵馬の発祥とされていて、本殿のよこに馬の像がありました。それはいいんだけれど、本殿が新築されたばかりでちょっとミスマッチ。新築のお参り? のようなことを見られたのはラッキーでしたが。
 特に歴史のある建物は古びた状態のが好きだな〜。修復も最初からそういうイメージでしてくれないものでしょうか(節実)。
 さてさて、貴船さんは絵馬だけが売りではありませぬ。水の神様でもあり、縁結びもしてくれます(こればっかり/笑)。水占いをすべく、御神籤のシートを貰い受け、100円をその上にそっと乗せます。暫くするとシートに言葉が浮かび上がるというもので、このたびは大吉。以前京都で3回連続で凶を引いたときとは大違いですね……ははは。
 ほんとうは奥のお社まで行ってこそ縁結びなのですが、時間がないので断念。そのかわり、こちらで「結び縁」の御守をいただきました。御神籤を一度絞った形で凄く可愛いのです(参考 http://www.yumemusubi.com/mori/omamori/kyoto/kibune.htm)。Ryanは普段青を好むのですが、このときばかりはピンクをゲット。
 余談ですが、こちらで御守をいただき、ポーチにぶら下げて持ち歩く日々を続けていました。一年以上経ってからお返ししてから持っていた間を振り返ったとき、地元での(飲み)仲間が増えていたことに気がつきました。年代幅広い集まりなので、考え方も千差万別。もちろん今でも何らかのつながりがあります。「縁」って男女の仲だけではないんだな〜と改めて思ったひとコマでした。
 
 さて、貴船さんを辞して、次は木の根道へと向かいます。こちらは山丸々一つがハイキングコースのようになっていて、貴船さんのお足元から入ることができます。その名の通り、通り道に木の根が伸びまくっている路です。ま〜〜ったく気負わずに入り、同行者とは無言の時間もあり、何度途中で退きかえしたくなったことか……。でもマイナスイオンはばっちりです(笑)。
 与謝野晶子が生前お弟子さんよりもらったという書斎(保存文化財)の前を抜けると、鞍馬に出ます。そう、鞍馬天狗の地域です。狛犬もトラ? と思うような縞模様が入っていたりして、いわゆる神社とは一味違いました。この地域で話題になるのは、天狗御籤。天狗の頭に御神籤が刺さってます(笑)。もらうのは面白いけど、あとが困るかも……。
 鞍馬山も越えたところで、次に向かうは和菓子の旅! 「京都 いと お菓子」という本に従うまま目に付けていた和菓子を買いに歩き回りました。このときは満月さんの阿闇梨餅と緑寿庵さんの金平糖、ふたばの豆大福をゲット。あとはお互いに頼まれていた限定キティを求めて彷徨っていると、新幹線の時刻です。


▽ 京都 リピーターへの路

 実はこの旅をきっかけに、「今までこんな頻繁に行かなかったじゃん!」 と思うくらい京都に行ってたりします。しかも日帰り京都です(笑)。始発近くで出れば最長10時間くらいいられるので、ポイントを絞って回れば意外と楽しめるものですよ♪ Ryanはこれで桜の時期も京都に行きました。白河沿いはオススメですよ。
 遠いと思っていた場所は、結構身近だったりします。
 みなさま、思い立ったら日帰り京都へどうぞv



その2   NRT




SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送