▽ 旅のきっかけ
春ごろ、桜の特集で京都が取り上げられていたのを見て「暫く京都行ってない……」と呟いたRyan。それを聞いた同期が「私も行ってない！ 行こうよ！」と乗ってきたのに、とりあえず頷いてみた(笑)のが最初。そのまま忘れてたら、お盆休み前に「いつ行く!?」とパンフを持ってきたので、催行が決定いたしました。
今回のテーマは「和」。とことん京都っぽく行きましょうというのを合言葉に、遊んできました♪
▽ 京都に到着
朝7時ごろ発ののぞみに乗って、京都駅へ。駅すぐ横のホテルだったので、荷物を置かせてもらって、まずは混むことで有名な一澤帆布へ（今は名称違いますね/汗）。同期の御眼鏡に適うものがなく、30分ほどで撤退しました。
そこから程近いところに、Ryan御用達のお香屋があります(右)。看板が可愛いでしょ？
某女性誌にもたまに登場するところですが、すご〜く匂いがいいんです!! 下手をすると鼻につく三角お香も、ここのなら外れなし！ 一度知人に買ってきてもらって以来はまってまして、今回も買いだめしてきました(笑)。「ストレスで眠れないときには匂いに頼るのも手よ」と健康診断のときに言われて以来、頼り切ってます(-人-)
このあと祇園まで戻って、安井金比羅神社へ。縁切りで有名ですが、縁結びでも有名ですね。お札がいっぱい張ってある石を潜って縁切り、戻って縁結び。たまに聞く「胎内廻り」というのがこれなのかな〜と今なら思います。潜って胎内に戻って、戻って生誕する、ってね。え？ 何を縁切りしたかって？ それは秘密ですｖ
これはRyanの感想ですが、ここ2年くらいを振り返ってみると実際に助けていただいたんじゃないかな？ と思うことがあります。でもおみくじで「あなたの”悪縁度”は50％です」と書かれているときは凹みます OTZ
この日は八坂さん（神社）の近くでお昼。以前京都在住の方から教えてもらったお麩懐石でお腹を満足させたら、この日のメインイベントが待ち構えているのでした。
▽ 京都といえば……でしょう！
さて、京都といえば何を想像します？ お寺、おみくじ、和菓子……色々ありますが、やっぱり舞妓さんは外せません！
ということで、なんちゃって舞妓をやってきました!! 恥ずかしいので正面からのはお見せできません(笑)。
今回お世話になったのは、八坂さんから歩いて5分内にある”彩”さん。流れ作業ではなく、着付けもお化粧も1人につき1人がついてお世話をしてくれます。
まずはお化粧から。首筋まで水白粉（…であってるのかな？）で一反もめんにされた後、眉を描き、紅を差され「これ、誰よ」という状態になります。そのあと、鬘をつけて舞妓さんの顔が出来上がります。今回はリサーチを重ねた結果、”半鬘”を使用。半鬘は前髪部分を地毛と馴染ませるため、「いかにも鬘です」とは思えないほど自然に見えるのです。実際、出歩いていたときに出会ったほかのお店のなんちゃって舞妓さんは浮いてました(内緒)。
お化粧が終わったら、次は着物選び。着付けの部屋に行き、自分の着たいものを選ばせてもらいます。Ryanの場合、生成りに近い色に右半身中心に柄が描かれたものを選択。かんざしは季節に合わせて選んでもらいました。
室内でポーズを取って、そのあとは外の散策へ。1時間の自由時間のうち、お店のお姉さんが30分だけお付き合いしてくれました。おぼこを履いてよたよたと歩くその姿は、どう見ても素人そのもの……。なのに、みなさん以外と騙されてくれません(笑)。街角で写真を取ってもらうためにポーズをとっていると、観光客のおばちゃんや修学旅行生、外国からの旅行者も写真を撮っていきます。いや、ほんと、冗談抜きで。舞妓さんはお昼にこんな格好して歩いてませんて（お昼は普通の着物+舞妓さんの頭です）。なので「なんちゃってですけれど、いいですか？」と確認してたら、驚かれてしまいました。なんでよ……。
笑えるのは、他所のお店で着付けをしてもらったなんちゃって舞妓さんたちが「本物ですよね？」と写真をお願いしてきたこと。あのね、あなたも今やってるでしょう(笑)？ 面白がって番傘持たせてもらったのがいけないのかな？
ちなみに舞妓さんをやっている間は、買い食い+買い物は禁止されてます。本物だと勘違いした観光客の方が「品がない！」と苦情をされたことが発端だと聞いてます。ま、確かに舞妓さんの着物で買い食いは情けないかなぁ。時間が余ったら人力車に乗って、あとでお店に請求書を届けてもらうこともできます。Ryanたちはそうしました。だって歩きつかれたんだもん(笑)。
ちなみにお化粧落としはクレンジングではありません。べびーおいるです！ そう、ジョンソン＆○ョンソンです。それをコットンに含ませてふき取るだけ。でも本当に落ちるんですよ！ メイク落としがなくなったら一度やってみたいと思いつつ、やる勇気なし……。
着付け〜着物から解放まで正味3時間というところでしょうか。体験されたい方は、半日余裕を見て行かれたほうがよろしいかと思われます。
あ、あと、お店は口コミ情報拾ってから行ったほうがいいですよ！ これは間違いない!!
