沖 縄 



∇ 積年の願望達成 ∇
 今回の同行者は高校時代からのお付き合いのある友人です。高校時代に「沖縄行ってみたいね〜」「でも車ないと不便らしいよ」「う〜ん……」という会話をして、それ以来目途が立たなかった旅行だったりします。彼女が免許をとった時は行く気にならず(笑)、私がとったときは彼女が動けず。ようやく去年に決行しよう! と思い立ったものの、予定が合わず……。本当に行けるのか? と思っていただけに、振込みが終わった時にはかなり浮かれていました(別の友人談)。
 なお、この沖縄への旅は4/8〜4/10でゴールデンウィークの直前でした(笑)。知る人は皆「金余りすぎ!」と驚きましたが、それは誤解です。これは半年前の旅行予定からず〜〜〜〜〜っと延びていたんだもん! その時使う予定だったお金を使わずに取っておいただけだもん!! GWの代金とは出所が違うんだってばっ!

∇ いざ沖縄! ∇
 なるべく追加料金払わずに行こう! ということで、朝8時離陸の飛行機で羽田を飛び立ちました。残念ながら窓側で空いている場所がなかったため、若干広めの二階席を迷うことなくゲット。それにしても……沖縄って遠いのね。約2H30Mもかかるんだもん(沖縄の人、ごめんなさい)。
 預けた荷物を受け取って、マツ○レンタカーを出発したのは12:30過ぎ。小腹すいたね〜と言いながらまずは沖縄のアウトレットへ。ここにはなんと! GUCCIが入っているのです! でも、買えるものなし(笑)。オフシーズンだからか、人気もあまりなかったなぁ。夏になったら賑わうのでしょう、きっと。
 次に向かったのはジェフという名のファーストフード。15時過ぎてたのにほぼ満席状態。しかもよく見るとみんなハンバーガー食べてる!? ……お昼時間は遅いのか?? と思いつつ注文したのはこちら。ハンバーガーに卵焼きのようなものが挟まっておりますが、これ、ゴーヤ―バーガーなんですよ。友人が注文したもので、一口貰ったらきちんとゴーヤ―の味がしました(笑)。ちなみに私が頼んだのはソーキバーガー。ハイジの白パン(でわかるかな?)にソーキ(ブタの角煮のようなもの)が挟まってて、結構好みでした♪
 お腹も膨れたし、そろそろホテルに、ということで再びドライブ開始。その途中で寄りたいところがあれば寄ろうね、ということで高速を使わず下の道で向かいます。途中やたらとフェンスに覆われた土地があり、カーナビを見たら有名な米軍基地の名前が!! 本当にあるんだね〜と暢気なことを考えながら、ブルーシ−ルというアイスクリーム屋さんに寄り道。お昼でゴーヤ―を気に入った友人はまた迷うことなく沖縄限定の味を頼んでおりました……ある意味正しいのか。
 旅先で面白いのは、何も観光施設だけではありません。現地の人の買い物事情も知りたいの! ということで、次に向かったのはスーパーです(笑)。目的地に向かう途中、大きな看板を発見してそのまま車を入れてみました。う〜ん、何もかもが広い。なんせ、駐車場もスーパーの敷地と同じくらいあるんです。ここで飲み物(含アルコール)とお菓子、そして食材をゲット。頼まれものの油味噌とゴーヤ―ジュースをゲットしたついでに、他の人のお土産も物色。「どうせなら地方限定物を」ということで、買ったのが沖縄そばのカップ麺とワンカップ泡盛。あまりの量に、レジ打ちのオバちゃんに「お土産用?」と確認されてしまいました(笑)。でも、このおかげでお土産はほぼ終了♪ 
 次に向かったのは残波岬。沖縄中部にあるところで、那覇から2時間くらいのところかな。水面に反射する夕焼けの光がとても綺麗なんですよ!! ちょうど水平線に差し掛かっている時間だったので、そのまま沈んでいくのを眺めていました。ここの灯台は今でも使われており、お昼の時間帯だと上らせてもらえるようです。残念ながら、Ryanたちが着いた時にはタイムアウトでした。それがちょっと心残り。昼間の海も綺麗なんだろうし、次は高いところから遮るもののない海を見てみたいです。 
 さて、日も沈んだことだし今度こそホテルへ向かいましょうと、再び車を走らせること約一時間。(カーナビがあるのに)道に迷いながら着いたそこは「ルネッサンス・リゾート沖縄」。プライベートビーチを持つ、比較的新しいホテルです。なんで、このホテルを選んだ理由はずばり! いるかがいるんですよ〜〜〜vvv 実は、大のいるか好きなのです♪ 水族館に行ったらいるかの水槽の前から1Hは平気で動きません(笑)。このホテルは、ドルフィン・プログラムと呼ばれるいるかとの触れあいもできます(今回はしなかったけれど)。夜の散歩時にいるかの声が聞けてかなり幸せでした。車の運転疲れもこれで吹き飛んだのかも!?

∇ 2日目:美ら海水族館 ∇
 旅先だと人は早寝早起きをするようになります(笑)。7時過ぎには起きて朝食バイキングへ。プライベートビーチに面しているため、テラス席はあいにくと満杯。明日は時間をずらそうね、ととりあえずお腹を満タンにしているかゾーンへ向かうと、いるかの検診時間(?)でした。やはりいくら沖縄とはいえ、スペースは限られており、いるかたちは”生簀”のような場所で生活をしていました。泳ぎ回ると柱とかにぶつけるんでしょうね。見ていると、お腹とかに擦り傷を負っているのもいました。いるかが側にいるのは純粋に嬉しいけれど、こういうのを見ちゃうと、可哀想と思ってしまうのは人間のエゴでしょうか。自分たちの欲求(いるかを人間の手の内に入れること)を満たすために、狭いところに入れてるんですから。でも、そうしないと触れないのですから……う〜ん。そういうと水族館もなんだろけれど、あっちはまだ広いからなぁ。ちょっと考えさせられる一幕でした。
 さて、気を取り直して、向かうは中北部にある海洋博物公園です。ここに美ら海水族館があります。もちろん、いるかが目当てですv ここのオキちゃんといういるかのショーが結構有名で、その時間に合わせて水族館内を回りました。もともと水族館好きなRyanですが、ここはまた格別! 見覚えのない魚はもちろん、一つの水槽をほぼ360℃の角度で見ることができます。一番びっくりしたのは鮫の水槽かな。あんなに間近で見たのは初めてな気がする……。いや〜本当にぎょろっとしてます(笑)。思わず「ワンピースの……」と呟き、友人に笑われました。そういえば、ノコギリ鮫見なかったな。
 さて、いるかのショーを万全な位置で見よう! と意気込み、友人と30分前から炎天下の中席取りです>ごめん、友。ショーで活躍するいるかたちはすでに水槽内にいて、人が増えてくると自主的に飛ぶなど見事なファンサービス精神です(笑)。ショーに参加するのは3種類、なかでも驚いたのは、全長13m、体重400kgという巨大ないるか!! 似てるサイズは八景島にいるシロイルカかな。たぶん言われなかったら鯨のちいさいの、で通ってしまうかも……それにしても今まで見た覚えがないのはナゼだ?

 いるかの曲芸(語弊アリ)を見た後、アナウンスに従って次のブースへ。そこでは、芸の仕込み方など、いるかに関する説明をしてもらうことができます。私たちが行った時間帯は、なんと! あの”フジ”がモデルでした! ここにいるのは知っていたけれど、こんな間近で見られるとは思わず、しかも触れて、かなり感動vv ええと、フジは世界でも稀な人工尾びれを持ついるかです。尾びれが腐るという原因不明の病気をし、この春に大手術を受け、成功したばかり。プール床の色に紛れかけていますが、尾びれのところに水色の何かがついているのがお分かりですか? あれが尾びれと人工尾びれを繋ぐ部分です。でも、やはり自前でない分負担がかかるらしく、一日数時間しかつけないそうです。このレクチャーの後で人工尾びれを外したフジは、仲間とともに自分のテリトリーを泳いでいました。それをぼんやり見ていたのですが、その時話しかけてきたおじさんは、やはりフジを見に来たと仰ってました。このまま元気に泳ぎ続けて欲しいです。
 結局水族館に4H近くいて(笑)、寄り道しながら向かったのは今帰城。ここが水族館から一番近いから、と選ばれた城跡です(それでも、彷徨ったので1Hくらい車を走らせましたが)。入場料を買ったときにオバちゃんと世間話をし、ついでにそこで飼われている野良猫の餌代を寄付していざ、入場。山の上にあり、さらに階段で登りに登った先のあるだけあって、眺めは最高! 今見えている部分はあくまで一部であって、全体としてはまだまだ未開。しかも、過去には何度か移動した形跡もあることから、想像を越える何かも期待できそうな気配ありです。それにしても……よくあんな丘陵に作ったなぁと感心。当然のことながら機械なしですよ? ま、だからこそ外敵に対抗できたのだろうけれど。
 このあとちょっと那覇市内寄りに車を走らせ、晩御飯タイム。ホテルに戻って温泉入ったら友達を放ってバタン・キューでした。そういえば、この日お昼ご飯らしいもの食べてないような……。暑くてアイスとかばかり食べていたせいかな?

∇ 最終日:那覇市内 ∇
 いるかと離れるのが名残惜しい……。後ろ髪惹かれる思いでホテルを出発し、一路那覇市内へ。国際通りに車を停めるのが難しいという話を元に、まずはレンタカーを返そうとDFSへ。そう、つい先ごろオープンとなった沖縄DFSは、国内便使用者対象で買い物ができるのです! しかもレンタカーが返せるのが何よりも便利! こんなことなら最初からこっちで借りればよかったね、と次回への反省点がまた一つ浮かぶのは、また後の話。

 とにかく目的地へ行こう! とがんばったのも束の間、道を間違え、なんだかんだでなぜか首里城へ着いてしまいました(笑)。荷物もあるし、と自分(たち)を慰め、公営の駐車場(2H300円だったかな?)に停めて入ると、何かの設営準備が。たて看板を見ると、この日国際的な会議があると判明。―――それで、ちょっと道が混んでたのか。てくてく歩いて有名な朱色の建物にたどり着き、お約束の記念写真を。右の写真はその側にあった首里城の簡単マップです。たまにはこういうのもいいでしょ(笑)? こうして見ると、お城の構図が何となくわかってくる気がするので、我ながら単純とは思いますが……だから間取りとかも好きなのかな、私。
 ぱ〜っと探検してさぁ帰ろうと出口に向かう私たちを待ち受けていたもの、それはお土産です(笑)。お店が軒を連ねてるんだもん、ちょっと見てく? となってしまうのがお約束というものでしょう。そこで見つけたのは「パイナップル味:ぷっちょ」と「ゴーヤーちんすこう」! ぷっちょはこの後も出会いましたが、ゴーヤーちんすこうはここだけでしたね。もしも興味のある方は逃さないようにお気をつけあれ!
 さて、今度こそDFSに向かい、レンタカーを返却。運転から解放されるのってこんなに気持ちがいいのね(笑)。仲間で集まるときに運転してくれる人にはもっと感謝をせねば……。さて、DFSは国内最大規模と言われるだけあって広いです。一フロアぶち抜きなので、移動距離は長いですが、それでもやはり見るものいっぱい! 海外だと……ハワイのDFSに近いかな。あそこの三階分ほどの面積があるのかも、という広さです。でも、買ったのはブランド物ではなく美ら玉と呼ばれる小さな石のついたストラップ。美ら玉は昔漁師さんが使っていたブヨみたいなものらしいです(多分)。石だけならお土産屋さんでも見たのですが、ここにあるのは小指の爪よりも小さなタイプ。携帯が重くなるのは嫌なのでこちらを買いました……が、ちょっと割高です。チェーンとかがついてる分仕方がないんだろうけど、ちょっと寂しい。
 次に向かったのは当初の目的地、国際通りです。なんかね、混んでます。道路の両側に並ぶお土産屋さんに目が移り、あれこれ寄ってるうちに市場のほうへ。本当は市場で食材を買って、調理してもらうのが一番らしいのですが、それをするには勇気とお金に余裕がなく(笑)、近くにある個人のお店へ。そこでソーキそばを食べて満足いたしましたv お店によって味が違うんだな〜と実感してた私はどこか違うのかもしれない……。

∇ 感想 ∇
 まずは文句。こら、マツ○! カーナビがまったく使えないのはどういうことよ!! DFSは検索できるのに、水族館は出てこないし、お店を探せばそのお店がない! 結局ガイドブックの簡略地図を頼りに走ったのは辛かったです……ほんとに。彼女、地図読めないんだから、勘弁してよ。あ、あとできることなら次はコンパクトカー希望で。今回は所謂”車”の形だったので、車の長さが読めずに何度かぶつけそうになりました(汗)。途中すれ違った車で男性三人がコンパクトカーだったのを見たときは、「換えて!」と運転しながら叫んでおりました。次はコンパクトカー主流のレンタカーがいいなぁ……。
 今回お世話になったホテルは、いるかを差し引いてもかなりいい感じですv ポーターをしてくれた人も気さくで、いろいろとお得情報を教えてくれました。また是非寄らせていただきたいです。次はホテルから出ない日を作っても良いかも……すごくのんびりできそう。ただ、夜の散歩コース内にあるベンチの陰でバカップルが砂まみれになっているのを見たときは、最悪と思いましたが(笑)。いい大人なんだから、もう少しわかり難いところでやって欲しいものです(←間違い)。せめて端っこのほうでやってくれればいいのに。
 今回の沖縄は中部中心でした。次は北部を攻めるか、南部を攻めるか……。でも、どっちにしても、その場合は一泊を別のホテルに変える必要が出てくるので、それはちょっと考え中。できれば移動なしで済ませたいタイプなのであります。南部は着いた日に回ればいいのかな? いいお知恵をお持ちの方、情報をお待ちしていますm(_ _)m



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