韓 国 


∇韓国について∇
 なぜにこの時期韓国なのか。それは社員に選択権のない旅行だからでございます。けして「冬の○ナタ」ブームに乗ったわけだからではありません(笑)。それだけは前書きで言っておかないと……。でも、たしかに彼の巨大広告が真っ先にお迎えしてくれたのは事実です。だって、入国審査を受ける前にあるんだもん。
 さてさて、韓国に行くのは2回目だったりします。以前行ったのは2000年の11月頃。友人と、友人の知人(A氏)を訪ねて行ったのが最初ですね。その頃はA氏はソウル大学に留学しており、大学の空き時間に市内を案内してもらった記憶があります。……まぁ、印象にあるのはA氏が授業を受けている間、他の大学生と敷地内で遊んだことなのですが。このとき覚えた韓国語の「じゃんけん」は、旅行をしていて使うことはまずありません(笑)。

∇出発―1日目―∇
 9/30の朝9時前に羽田集合して、10:30フライト。いや〜この時期の社員旅行って多いんですね。うち以外にも何件か同時に出発していた模様。……しかし、羽田の国際ターミナルがこんなにしょぼいとは(笑)。出国手続きを済ませてしまえば銀行はウリ銀行(韓国)しか入ってないし、免税は化粧品(しかも香水中心)しかないし、時間をどうやって潰せと?? 成田ほどとは言わないけど、せめて飲食の選択が広がるといいのに。
 羽田の不満を口にしながら飛行機は一路韓国の金浦(キンポ)空港へ。入国審査を済ませてバスはホテルへと向かいました。解散したのは14:30頃? かな。17時にPick Upをお願いしていたので、それまで近くの散策〜と言いながらホテル近くのコンビニへ直行。水飲みのRyanにとってまっさきに冷蔵庫に入れるべきものは持ち歩き用とお徳用のペットボトル2つ。なにも考えずに手ぶらで行ってはっと、気づいたのは持ち帰りようの袋。韓国って基本的に袋は有料なのです(50W=5円)。でも、さすがは外資の7-11。なにも言わずに袋に詰めてくれました♪ ホテルに帰ってさあ寛ごう! としたら内線が。どうやらお迎えがきたらしい。え? でも時計はまだ16:30だよ?? コンビニ行っててまだ帰ってなかったらどうするつもりだったんだ、この人……。
 ワゴン車で連れて行かれたのは明洞(ミョンドン)から30分くらい離れたところにあるあかすり屋さん。韓国では汗蒸幕(ハンジュマク)と呼ばれるサウナを売りにしたあかすりが名物として有名。初体験にどきどきわくわくしながら案内された先で麻(?)をかぶされました。そしてブロックで造られたサウナ室へ。「気分悪くなったら立つんだよ」と言い残されて示された場所に座ってみる。……なんだろう、この目に痛い暑さは(笑)。えーと、温泉とか、スーパー銭湯とかにサウナがありますよね? その最上段にいるくらいの熱が放射されてる感じ、っていうのが一番近いかも。あ、でもすごく汗が出ました。サウナよりも凄いんじゃないかな。1回表に出て、お茶を貰って再挑戦すると今度は時間をかけずにだらだらとでてきたのも驚きでしたね。Ryanは2回でやめましたが、4〜5回繰り返すとそれだけで肌がさらさらになるそうです。サウナで暑さ慣れしていかないと無理だよ、それ……。
 このあと人参風呂(泡風呂)に入って、こすられて(笑)この日の体験は終了。以前行った銭湯だと「デタ」という片言日本語とともに垢を見せられましたが、ここでは無言で流されました。あ、そういえば自覚なかったのですが、Ryanはそれなりに肌が弱いらしいです。名物のきゅうりパックをしてもらったら、肌が化学反応を起こしたらしく、おばちゃんが応急処理をしてくれていたみたい(←まったく気づいてない)。一度でも化粧品でかぶれたことのある人はきゅうりパックはやめたほうが良いと思います。

∇2日目―市内観光―∇
 ……といっても、建造物は一切見ていません。見たのはこれくらい(右)。これは南大門市場の傍にある門(崇礼門)で、その周りを片道走行の車が4車線くらいで走っているため、近づくことはできませんでした。そしてこれが韓国唯一の写真だったりします(笑)。韓国は歴史的観光場所が少なく、同行している同期がまったく興味を示さなかったため行かなかったからです。ま、韓国=買い物という図式が出来上がっているのはRyanも一緒なので、構わないのですが。
 この日は梨大(イデ)と呼ばれる女子大のある町からスタート。ここでアクセサリーを買おうとしたら本物のジュエリーショップしかなく、あっさり却下。その足で南大門へと向かいます。ここは言うまでもなく、市場です。日本だとアメ横が近いかな。違うのは食べ物よりも革製品を扱う店が連なっている点くらい。「鞄あるよ〜」とか「ベルトあるよ〜」とか声をかけられるのはお約束ですね。以前歩いたときは結構捕まりやすかったんですが、今回は適当にあしらっていたらそんなに触られることもなく済みました。まぁ、一緒に歩いていた一人は拉致されかけましたが(笑)。そのうちの1件でベルトを購入。最初25000Wと言われて半額にしてといったらさすがに苦笑をされました。10分くらい粘って交渉の末17000W(=1700円)まで下げて貰いました。でも、これでも日本人値段だと思うんだよなぁ……思ったより下げてくれたけど。韓国の市場では日本人値段が地元の人の倍くらいとされています(前述A氏より)。値切り方次第で最初掲示された金額の3/2まで下がればがんばった、となるみたい。そう考えるとそれなりの結果なのかもね。
 この日のお昼は南大門のほっそい路地を入ったお店にてサムゲタンと呼ばれる鳥の雑炊を食べました。メニューはこれしかなく、本当に専門店なんだなぁと思いきや、店内に厨房がない。え? と思ったら道を挟んだ向かいに共同調理場みたいなものが存在してました(笑)。出されたキムチを食べながら待っていて、口の中がひりひりしてきた頃にそれは運ばれてきました。片言の日本語で喋ってくれるおじさんの身振りをじっくり見ながら食べ始め……うん、おいいしいよ、おじさん♪ まっさらな味なので、自分で塩・胡椒で味付けられるのが嬉しいかったなぁ。素朴なのにすごく美味しかった。次の機会があればまた行こうと思います。
 さて、腹が膨れたらお茶でしょ(笑)。ということで、向かったのは仁寺洞(インサドン)。ここは雑貨の街でもありますが、本来は筆を中心に扱う場所だとか。母親に頼まれた買い物を済ませて、お茶の時間までぶらぶらしていたらここで初めてペ・ヨンジュンのストラップを発見!! とりあえず話題用に買ってみました(←すでに貰い手のところへ)。う〜ん、本当にあるんだなぁ……1000W(=100円)だけど。
 柚茶&伝統菓子でお腹を満足させたら、本日最後の場所である東大門へ。南大門と似たような場所のはずなんですが、ちょっとこっちのほうが小奇麗かな。でも、ビルとかで売ってるものはほとんど一緒。終いには何を見ても同じに見えてきちゃって、締めくくりで予定になかったマッサージを受けることに。これは日本でも良くある指圧系マッサージなので、特に記すことなし。あ、でも60分40000W(=4000円)で安かったな。

∇3日目―明洞周辺―∇
 この日は会社の集まりがあるので時間制限アリ。ってことでホテル近くの街探索。15分かけてたどり着いたところは原宿? かな。個人ショップが連なっていて、ちょっと若者向けな場所です。会社の人も「あそこが一番華やか」と言ってたくらい。デザイナーズショップが集まるとされるこの辺は、昼過ぎになると幅広い層で賑わいます。たしかに、南大門とかは安いだけあって個性がないかも。デザイン+質重視なお店はここが一番多いかも。でもね、お願いだからポスターのキャッチ・コピーで「秋のソ○タ」とか書くのやめようよ(笑)。
 ご飯にピビンパ食べて、ネイルに行って……ってしていたら時間は16時。集合が18時なのであっさり退散。足の爪も塗ってもらったのにまた歩くのもねぇ……なんて言ってたら目の前にホテルが聳え立っていたりして。行きの15分はなんだったんだ!? ガイドブックの嘘つき!!
 そして会社の集合の後に飲み部屋を用意して2時近くまで飲んでいました……はぁぁ。

∇4日目―帰国―
 最終日ですが、ツアーデスク集合が11時のため、ホテルについてる免税店に行って、荷物を詰めたら時間になりました。小銭余ってるし、もうちょっとコンビニとかで韓国お菓子買いたかったのに……。おまけに帰りの空港ではさっさか出国手続きをとらされたため、小銭を使うところもなく無駄なジュース代と化しました。くっそー、もうちょっとまともな説明しろよ、旅行会社!!

∇最後の一言∇
 焼肉食べてない〜トッポギとかの屋台も食べに行けなかった〜(涙)。ということで、同じく食生活等に不満を持つ先輩と渡航計画推進中(笑)。





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